金永南、金正恩の特命受けて東南アジアにSOS
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2012.05.24 15:27
北朝鮮が東南アジア国家との協力を通じた民生問題の解決に動き出し、注目を引いている。 先月11日に労働党第1秘書に推戴され、北朝鮮の権力を掌握した金正恩(キム・ジョンウン)が、「核より民生に力を注ぐべき」という中国の要求を受け入れたのではないかという分析が出ている。
中国の胡錦濤・国家主席は3月のソウル核安全保障サミット当時、韓中首脳会談で、北朝鮮は民生に力を注ぐべきだという立場を明らかにし、北朝鮮外務省は22日、追加の核実験計画はないという意思を表した。
23日の中国・シンガポール外交消息筋によると、北朝鮮の金永南(キム・ヨンナム)最高人民会議常任委員長は11-13日のシンガポール訪問中、トニー・タン大統領に会った席で、「北朝鮮は金正恩労働党第1書記を中心に安定していて、今後、民生問題の解決のために外交的に必要なことをすべてする」と述べた。