中国漁船3隻が西海で拿捕…北朝鮮軍の仕業と推定 「身代金払わなければ殺害」
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2012.05.18 08:32
8日に西海(ソヘ、黄海)上で操業中だった中国漁船3隻を拿捕した北朝鮮船の関係者が、120万元(約1500万円)を送金しなければ船員を殺害すると脅迫したと、中国メディアが17日伝えた。
この船は北朝鮮軍の快速艇と伝えられ、中国にいる人物に身代金を渡すよう指示したことが確認された。このため腐敗した北朝鮮軍と一部の犯罪組織が連係して漁船を拿捕した可能性も提起されている。3隻の漁船には計29人の船員が乗っていた。
17日の新京報や環球時報など中国メディアによると、遼丹23527号の姜中国船長は15日、「8日午後1時ごろ、中国の黄海で遼丹23528号とともに網引きをしていたところ、突然、高速の軍用快速艇が接近してきて23528号を拿捕した。快速艇には4、5人が乗っていたが、青の制服と帽子をかぶっていた」と話したという。