大統領選挙を控えて米共和党「韓国戦術核を再配置」…中国牽制カード
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2012.05.14 09:31
米国議会が韓半島に戦術核を再配置する問題を持ち出した。中国や日本など周辺国を緊張させるこうした議論が、実際に21年ぶりとなる戦術核の再配置につながるのか。
議論を触発させたのは米下院軍事委員会。9日(現地時間)の全体会議で、西太平洋地域に戦術核兵器を再配置する内容が含まれた2013国防授権法修正案を賛成32対反対26で可決したからだ。共和党のトレント・フランクス下院議員が発議した修正案には、ランディ・フォーブス議員を除いた共和党所属議員全員が賛成し、民主党議員2人も賛成票を投じた。表決の結果に表れているように、米議会内で戦術核の再配置を公論化しているのは野党の共和党だ。