韓日米中の航空機658機が被害…韓国政府、北にGPSかく乱中止を要求
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2012.05.10 09:02
先月28日から始まった北朝鮮の衛星利用測位システム(GPS)かく乱電波が、仁川(インチョン)・金浦(キンポ)空港を運航する各国航空機の運航に実際に影響を与えていることが明らかになった。日本を出発して中国へ向かった在日米軍の軍用機も影響を受けたことが分かった。
北朝鮮の信号かく乱を始めて10日目の9日午後1時現在、GPSかく乱電波の影響圏に入った韓日米中の民間航空機は計658機。韓国政府当局者は「このうち4機は着陸直前に信号のかく乱を受け、回航した後に別の航法装置で再着陸を試みた」と明らかにした。西海岸を航海する船舶にも影響が及んでいる。