半身不随の姑・障害者の夫の世話をする日本人女性=韓国
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2012.05.09 16:33
8日、全羅北道扶安郡(チョンラブクド・ブアングン)ソンウン村の村会館には、「キム・ヨンチョン-アサノ大統領賞受賞」と書かれた垂れ幕が設置された。 この村の住民キム・ヨンチョンさん(49、知的障害3級)の日本人夫人アサノ・トミコさん(49)が第40回父母の日の表彰を受けたことを祝うものだ。 アサノさんは韓国人の夫と結婚した後、障害者になった夫と半身不随の姑の世話に尽くしてきたことで、孝行賞を受けた。
アサノさんは1963年に大阪で生まれ、地元の山本高校、関西労災看護専門学校を卒業し、日本で社会人生活を始めた。 そして95年、夫のキムさんと結婚し、韓国で暮らし始めた。 18年間にわたり姑(イム・ヨンレさん、80)の世話をしている。 特にイムさんが3年前に脳卒中で倒れて以来、アサノさんは姑の食事、入浴、着替え、通院などを助けている。 夫のキムさんは97年、勤務中に首に大けがを負い、勤労能力がない。