ディズニーワールドから学ぶ韓流テーマパーク戦略(2)
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2012.05.08 17:48
韓国も最近はこうした分野に目を向けているが、まだまだ先は長い。 ちょうど「韓流」ブームが起きているため、これを潜在的な観光商品に育てるべきだろう。 実際、人気アイドル・ガールズグループやドラマによる海外韓流のおかげで、最近、韓国を訪れる外国人観光客は急増している。 ペ・ヨンジュンの「冬のソナタ」に登場した住宅や中央高校を訪問して記念写真を撮影する。 ドラマ「チャングム」の撮影セット場も人気だ。 ペ・ヨンジュンの足跡をたどって江原道春川(カンウォンド・チュンチョン)の南怡島や三陟まで行く外国人観光客も多い。
しかしここまでだ。 韓流ドラマの感動を昇華させる総体的コンテンツが足りない。 見どころが散在していて、多くの場所を訪れるのは容易でない。 こうした観光商品をいくつかの場所に集めることはできないだろうか。 韓流ドラマ・映画を見た時の感動を呼び起こせるストーリーテーマパークを造成するのはどうだろうか。 ディズニーワールドやユニバーサルスタジオのような「韓流リゾート」は不可能なのか。 「チャングム館」では国楽を聴きながら「チャングム」と韓国伝統をテーマとするショーを見る。 「K-POP館」に入れば少女時代やスーパージュニア、Rainなどの歌手が登場し、鮮やかなダンスとともに歌を聴かせる。 「アイリス館」はどうだろうか。 訪問客がスパイになり、拳銃を握って「サバイバルゲーム」をする。 「オールイン館」ではギャングとの対決を内容とするテコンドーショーを見る。 有名芸能人の「蝋人形館」に入れば、人形を抱きながら一緒に記念撮影をする。 ドラマがヒットする度に関連展示物を追加すれば、観光客も繰り返し訪問するだろう。 米国国民がディズニーワールドとユニバーサルスタジオを何度も訪れるように。