<百想芸術大賞>ドラマ「根深い木」・映画「犯罪との戦争」が大賞に
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2012.04.27 07:15
今年のキーワードは“フュージョン時代劇”だった。作品性と大衆性といういわば“二兎追い”のフュージョン時代劇が、今年の百想芸術大賞の主要テレビ部門を席巻した。世宗(セジョン)大王のハングル頒布過程を描いたSBS(ソウル放送)の「根深い木」がテレビ部門で大賞とシナリオ賞(脚本家のキム・ヨンヒョン、パク・サンヨン)の2冠王を占めた。また、最高視聴率42%を記録したMBC(文化放送)のフィクション時代劇「太陽を抱いた月」が作品賞と男性最優秀演技賞(キム・スヒョン)をさらった。
映画部門では実話を基にした作品や社会性の濃い作品が大勢を占めた。最多部門の7部門にノミネートされた「犯罪との戦争:悪い奴らの全盛時代」が映画部門で大賞と男性新人演技賞(キム・ソンギュン)を受賞し、クロステロ事件を映画化した「折れた矢」が作品賞と男性最優秀演技賞(アン・ソンギ)を受賞した。