次期ロシア大統領のプーチン首相の娘と韓国人の恋人の結婚説がまた浮上している。「プーチン」と「ユン・ジョング」は午前中、ポータルサイト検索語の上位に入り、ネットユーザーの間で話題になっている。しかしこれを最初に伝えた報道機関は午前１０時現在、関連記事を削除している。

ノーカットニュースは２０日午前、ユン・ジョング元海軍提督の次男ジュンウォンさん（２８）がプーチン首相の次女イェカテリナ・プティナさん（２６）と結婚する予定だと、情報当局者の話を引用して報じた。また「２０１０年末、メディアに結婚説が報道されたことで、ユンさんは職場を離れることになったが、これを乗り越えて、プーチン首相の大統領就任（５月７日）直後に結婚する予定」と伝えた。

２人の結婚説は２０１０年にも出ていた。しかし具体的な結婚時期まで出てきたのは今回が初めて。当時、国内で結婚説が報道されると、ユンさんは職場を去った。プティナさんと連絡が取れなくなるなど個人的な危機も経験した。現在、結婚を控えてロシア側の身辺保護を受けながら韓国に滞在中というユンさんは２０日に出国する。

ユン・ジュンウォンさんは、元海軍提督で在郷軍人会国際協力室長のユン・ジョングさんと大学教授の母の間に生まれ、１９９７年７月にモスクワの国際学校舞踏会場でプティナさんに初めて会った。モスクワ国際学校在学時代、ユン・ジュンウォンさんはロシア語を流ちょうに話し、周囲の友人からも人気があったという。一方、プティナさんも韓国語を話し、サントペテルブルク大学東洋学部日本語科を卒業するほど東洋文化に関心を持っていたため、関係が急速に深まったと伝えられた。