米国「中国が北長距離ミサイル開発を支援した疑い」
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2012.04.20 09:13
米下院議員が北朝鮮の長距離弾道ミサイル開発と関連し、北朝鮮と中国のコネクションを調べるべきだという質問書を国務省と国家情報局(ODNI)に送ったことが確認され、波紋を呼んでいる。
共和党のマイク・ターナー議員(オハイオ)は18日(現地時間)、自分のホームページで、「15日に平壌(ピョンヤン)で開かれた北朝鮮軍閲兵式で公開された移動式大型ミサイルが、中国の技術で開発されたという疑惑があり、クリントン国務長官、クラッパー米国家情報長官に答弁を要求する質問書を送った」と明らかにした。ターナー議員は米下院軍事委員会の戦略軍小委員会委員長。
ターナー議員は質問書で、ミサイル技術専門家リチャード・フィッシャー氏の分析を根拠に、「閲兵式に登場した16車輪の移動発射車両(TEL)は、中国が設計して生産したものである可能性が高い」と主張した。また「これが事実なら、中国は国際義務を違反したのはもちろん、米国を狙った北朝鮮のミサイル開発を支援し、米国の国家安保を脅かしたということだ」と強調した。ターナー議員は質問書で「国務省と国家情報局は事実かどうかについて明確な答弁をするべき」と要求した。