【社説】北朝鮮、安保理の警告を無視するな
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2012.04.18 17:58
国連安全保障理事会が16日、北朝鮮を強く非難して警告する議長声明を全会一致で採択した。 北朝鮮が安保理決議1874号が禁止した長距離ロケット発射を強行して3日目だ。 これまでになく迅速で、一致した対応だ。 北朝鮮の安保脅威行為に対し、国際社会全体が深く懸念していることを表している。 特に今回の議長声明は、北朝鮮の追加ミサイル発射や核実験がある場合、相応の措置を取ると明らかにしたことで、追加の挑発をしないように釘を打った。
厳密に言うと、安保理の今回の決定は国際法的拘束力を持つわけではない。 しかしすでに国際法的拘束力を持つ安保理決議1718号と1874号に基づく北朝鮮制裁をさらに強化するよう強制する内容も含んでいる。 事実上、新しい制裁決議を採択したのと変わらない。 したがって今回の議長声明の警告にもかかわらず、北朝鮮が新たな挑発行為を敢行する場合、安保理はより強硬な対応をとるとみられる。