韓国オリンパス、東日本大震災の悪材料を乗り越えて40%成長(2)
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2012.04.16 14:53
独立経営が可能なだけに、日本本社とはDNAが違う組織文化をつくった。 方社長は「外国系の会社なので、規模やシステムの面で国内の大企業と比較するのは難しいが、職員個人の能力は大企業に劣らない」と強調した。 この能力を組織の能力に高めるために「電子メール業務報告」を導入した。 毎日、自分がしたこととやるべきことを整理し、社長だけでなく関係者全員に送る。 会社でどのようなことが起きているか、全職員が知ろという趣旨だ。 問題が生じれば共同で対応策を模索できる。 事前点検のアイデアもこれを通じて出てきた。
現地化戦略もこれと同じ流れだ。 インターネットが強い韓国の特性を考慮してデジタル印画サービス事業、キャピタル会社を通さない金融サービスを提供し、医療装備貸与事業も推進した。 サムスン電子・LG電子など大企業にもディスプレー検査装備と関連したソフトウェアを開発して提供している。