金敬姫・張成沢を「ナンバー2」に置いて金正恩体制強化
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2012.04.13 15:38
11日の北朝鮮党代表者会で見られた党指導部人事は、当分は体制の安定化に力を注ぐという金正恩(キム・ジョンウン)の構想を表している。 金正恩はこの日、党の主要政策路線を決定する政治局常務委員会と委員、候補委員と、政策を執行する党の秘書に対する人事を行った。
まず叔母の金敬姫(キム・ギョンヒ)とその夫の張成沢(チャン・ソンテク)を、党の組織指導部を掌握し、ナンバー2の地位である組織担当秘書と政治局委員にそれぞれ布陣させ、体制を強化した。 またこの日、権力核心部に入った12人のうち9人を監察・公安と組織を担当する軍総政治局長、行政部長(公安担当)、国家安全保衛部の責任者らで構成した。 監視と公安機能を強化したのだ。