金正恩、金正日死去後に軍部隊20回訪問、不安感のため?(1)
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2012.04.12 17:53
「金正恩(キム・ジョンウン)の100日間」で目を引く動きは軍現地指導だ。 この期間、労働新聞に報道された金正恩の軍部隊訪問は20回にのぼる。 海軍2回、空軍3回、陸海空合同打撃訓練場1回、陸軍を含む残り14回。 金正日(キム・ジョンイル)総書記が死去前の100日間に行った軍指導は10回で、94年の金日成(キム・イルソン)死去後100日間には一度もしなかったのとは対照的だ。 このうち3月10日付の新聞には、海軍第123軍部隊を訪問した金正恩の手を握りしめながら涙声で話す兵士の姿も見られる。
金正恩の現地指導は初期の「個別部隊訪問」から次第に「対南強硬」方向へと移っていく。 2月26日付の労働新聞1面には、韓国海軍哨戒艦「天安(チョンアン)」爆沈と延坪島(ヨンピョンド)砲撃の主役である第4軍団を現地指導する場面とともに、「民族反逆の群れと内外の好戦者を埋葬してしまうための民族全体的な聖戦に進入するだろう」という国防委員会報道官名義の対南非難(3面)が出てくる。