スターバックス亜太社長、“コーヒー共和国”韓国は最も重要な市場
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2012.04.09 10:45
スターバックスが韓国にレストランのような店舗をオープンする。今月初め訪韓した王金龍スターバックスアジア・太平洋社長は中央日報とのインタビューで、「来月初めソウル武橋洞(ムギョドン)に『スターバックス・フードコンセプトストア(Food concept store)をオープンする」と明らかにした。230平方メートル(約70坪)の大きさで、コーヒーとともにサンドイッチ、サラダ、スープといくつかの麺メニューを店内で調理して販売する店舗だ。ただ、料理ができ上がれば客がセルフで運ぶ。100%有機農ジュース「エボリューションフレッシュ」をはじめ、新しい飲料もフードコンセプトストアのメニューに含まれた。
スターバックスは現在、フードコンセプトストアを米国と香港でのみ運営している。王社長は「韓国で菓子・ケーキ・フルーツのような食品類の売上高が増えているため、レストラン概念の店舗を出すことになった」と説明した。食品類が韓国でスターバックスの新しい‘キャッシュカウ’になると判断したということだ。。これは韓国だけでなく世界的の流れでもある。
米スターバックス本社は昨年3月、ロゴを変更し、食品と茶部門の比重を高めた。スターバックスコリアも昨年9月からバナナ・スープ・菓子など食品製品を出している。王社長は「アジアの消費者と感情的に結びつくには現地化が必須であり、最も重要な手段が食べ物」と強調した。最高品質のコメが生産される韓国でライスバーとライスチップを出したのがこうした例ということだ。韓国市場については「‘コーヒー共和国’と呼ばれるほど」とし「アジア太平洋地域で最も重要な市場と判断している」と述べた。