サムスン電子の李健熙（イ・ゴンヒ）会長が世界最高の富豪と会った。李会長は７日にソウル・漢南洞（ハンナムドン）の承志院（スンジウォン）にテルメックス、アメリカ・モービルのカルロス・スリム会長を招き夕食をともにした。スリム会長は先月米経済専門誌のフォーブスが選定した世界の富豪ランキングで１位となった。純資産６９０億ドルで、３年連続で米国のビル・ゲイツ氏とウォーレン・バフェット氏を抜いてトップに立った。通信企業と金融、エネルギー事業などをしている。同調査で李健熙会長は純資産８３億ドルで世界１０６位に名前を上げた。韓国では最も高い順位だ。

夕食会にはメキシコの大企業エンプレサリアルアンジェレスグループのオレガリオ・バスケス・ラナ会長、メキシコ最大製紙会社のバイオパペルのミゲール・リンコン・アレドンド会長をはじめとするメキシコ財界関係者らも参加した。サムスンからは崔志成（チェ・ジソン）サムスン電子副会長、李在鎔（イ・ジェヨン）サムスン電子社長、金載烈（キム・ジェヨル）サムスンエンジニアリング社長が同席した。李会長は参席者らと両国間の経済懸案とスポーツ発展方向について意見を交わし事業協力案を議論したとサムスングループは明らかにした。