北朝鮮が豊渓里実験場で核実験を準備
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2012.04.09 08:29
北朝鮮が近く3度目の核実験を準備しているという兆候が捉えられた。時期は12~16日に予告された長距離ロケット発射以後だ。北朝鮮はまた、すでに先週末に平安北道(ピョンアンブクド)の東倉里(トンチャンリ)発射場で長距離ロケット組み立てを完了したことがわかった。
北朝鮮消息筋は8日、「最近撮影された衛星映像を分析した結果、北朝鮮が咸鏡北道(ハムギョンブクド)の豊渓里(プンゲリ)実験場で核実験に向けた仕上げ工事を進めていることが確認された。北朝鮮の過去2回の核実験と比較すると核実験が差し迫っているとみられる」と明らかにした。
同消息筋はまた、「1日に米国の商業衛星クイックバードが撮影した映像で、豊渓里核実験場に既存の2つの坑道のほかに新しい坑道が見つかった。坑道入口で他の地域から搬入したとみられる土砂の山が識別され、先月から土砂流入量が大幅に増加した」と説明した。続けて、「土砂流入は核実験のために掘削した坑道内に核実験用装備設置を終え坑道を土砂で埋める最後の段階。ロケット発射直後の遠くない時期に核実験を強行する可能性が大きい」と付け加えた。