イタリアの“スーパーマリオ”首相、「韓国の支援が必要だ」(1)
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2012.03.26 10:58
イタリアのマリオ・モンティ首相は約束時間より40分遅れた。彼の公報秘書官は「上の階から降りてくる途中で緊急な電話を受けた」と説明した。インタビューが行われた21日、イタリアの主要日刊紙の1面は前日夜の首相と労働相、労組代表のマラソン会議で飾られた。彼がなぜ「スーパーマリオ」と呼ばれるのか実感できた。昨年11月にベルルスコーニ首相が退任した後非常挙国内閣を率いる彼は、任天堂のゲームの主人公のように休む間もなく走っていた。モンティ首相は26日に核安全保障サミット出席のためソウルを訪問する。27日には李明博(イ・ミョンバク)大統領と個別に会う。主要7カ国首脳のうち欧州からの唯一の出席者だ。
モンティ首相と執務室兼官邸のローマのキージ宮殿で会った。韓国メディアと初めてのインタビューだ。彼は就任から4カ月間の経済改革成果と当面の課題を説明した。それとともに「労働市場改革で魅力的な投資先に変貌するイタリアを韓国企業が新しい視点から見ることを望む」と話した。モンティ首相は28日から日本・中国・カザフスタン歴訪に出てイタリアに対する投資を訴える外交を展開する計画だ。