李大統領特別インタビュー、北朝鮮光明星3号は「国連安保理決議に違反」(1)
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2012.03.21 09:27
26日はソウル核安全保障サミット開催日であり、哨戒艦爆沈2周年になる日だ。奇しくもこれを控え北朝鮮が長距離ミサイル発射を予告し韓半島情勢は緊迫した状態で動いていている。この状況で李明博(イ・ミョンバク)大統領が20日に中央日報をはじめ、韓半島周辺国の日米中ロの有力メディアと特別インタビューを行い、北朝鮮のミサイル問題と核安保に対する国際共助を強調した。
北朝鮮が16日に「光明星3号」の発射計画を明らかにした後、李大統領の発言が公開されたことはない。19日に李大統領が主宰した外交安保閣僚会議で、「北朝鮮の発射計画は弾道ミサイル技術を利用して核兵器の長距離運搬手段を開発するための重大な挑発行為」という立場が決まったということがすべてだった。しかし20日の特別インタビューで李大統領は「国連安保理決議違反」と明確に話した。核安全保障サミットを契機に会う日米中日ロ首脳らと、「北朝鮮のいわゆる“実用衛星”打ち上げ問題について議論する」という意向も明らかにした。