円高時代は終焉? 一部日本企業株価が上昇傾向に(1)
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2012.03.19 10:08
このところ東京外国為替市場は気ぜわしい。ロイター通信は「逆襲にあった雰囲気まで感じられる」と伝えた。予想できない事件のせいだ。円の下落だ。ドルとユーロ、ウォンなどと比べ今年に入ってからだけで7~10%程度下がった。
昨年末に西側金融グループの通貨戦略家は円高傾向を予想した。欧州財政危機、日本の貿易黒字、日本銀行と日本政府の円安誘導失敗などが理由に挙げられた。今年1月までは彼らの予想が合っていたようだった。円が1ドル76円線まで達した。いざとなれば昨年10月に立てられた歴史的記録の75.82円が破られそうだった。
外国為替市場は2月に入り急変した。日本の主要貿易相手国と比べた円の価値が下がり始めた。2月の1カ月の間に円が上がった日は6日にすぎなかった。半月にわたり下がるばかりだった。円安は3月にも続いた。