<韓米FTA発効>韓国製品の米国市場シェア、2000年から足踏み
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2012.03.15 17:27
「韓米自由貿易協定(FTA)を契機に、韓国社会は成長と分配について悩むことになった。 成長と分配を対立概念として考え始めれば解決法は出てこない。 いかなる政策も一気に解決するのは難しい。 ノーベル賞を受賞した経済学者でもできることではない。 成長と分配は車の両輪のように一緒に動くもので、そうなってこそ好循環する」。
FTAは成長のための政策だ。 韓米FTAの主役、金宗フン(キム・ジョンフン)元通商交渉本部長は分配の話についても語った。 成長の果実を分ける国の役割とともに、企業の社会的役割も重要だと述べた。
金元本部長はFTA発効を数時間後に控えた14日午後、中央日報との電話で、「本当に長くて難しい時間だった」と所感を語った。 国会の批准を控え、韓米FTA賛否論争が激しかった昨年11月、金元本部長は中央日報への寄稿で、「私たちの子孫が‘韓米FTA’という高速列車に乗って未来を走る権利を奪ってはならない」と訴えたりもした。