韓国古里原発「12分間完全停電」の主犯は…
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2012.03.15 15:02
14日午後、釜山市機張郡(プサン・キジャングン)古里(コリ)原発の正門前。 青色の制服を着た警察およそ20人が警備している。 その前には釜山・蔚山(ウルサン)環境団体の会員20余人が「古里原発1号機を閉鎖しろ」と書いたカードを持ってデモを行っていた。 環境団体の会員らは「なぜ隠そうとするのか」「古里原発を閉鎖しろ」などと叫んだ。 この姿を見ていた古里原発の職員は「安全には問題がなく、報告が適時にできなかっただけなのに、なぜ大騒ぎするのか分からない」と不満を表した。
同じ時間、原子力安全規制機関である原子力安全委員会の調査チームは、古里1号機を運営する韓国水力原子力の技術陣と1号機第1非常発電所内のディーゼル発電機をチェックした。 16人で構成された調査チームが本格調査に先立ってディーゼル発電機を見に来たのは、今回の「完全停電(Black out)」の主犯だからだ。