技術が認められた韓国衛星、外国に賃貸(1)
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2012.03.14 15:12
24時間眠らず空を視線を向けているところがある。 京畿道竜仁市雲鶴洞(キョンギド・ヨンインシ・ウンハクドン)にあるKT(旧韓国通信)衛星管制センターだ。 ここはKTが打ち上げた人工衛星「ムグンファ2・3・5・6号」を制御する地上基地。 軌道から外れないよう人工衛星を監視しながら統制するのが管制センターの任務だ。
衛星のアンテナが韓半島の方向に向くように随時姿勢を修正し、日光を受けられない時間には衛星体の温度が過度に落ちないよう内部ヒーターを調節するなど、すべてここで統制している。 チュ・ハンギュ・センター長は「年間365日終始、人工衛星から目を離さない」と説明した。
同センターは最近、‘外貨稼ぎ’の役割をしている。 ムグンファ2号を香港の衛星運用会社ABSに賃貸し、毎年、管制料として70万ドルを受けている。 1996年に打ち上げられたムグンファ2号は14年間の任務を終え、2010年に賃貸した。代金は360万ドル。 これに寿命を終えるまでの管制料を合わせると収入は計780万ドルとなる。