「自分を受け入れてくれた韓国」…初月給全額を寄付した脱北女性
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2012.03.13 15:14
40歳代の脱北女性が夜中に食堂で働いて受けた最初の月給を全額寄付した。 この女性は中国の脱北者強制送還について「脱北した人たちは捕まれば自殺するという覚悟で命がけの逃亡をしている」とし「そのような人たちを強制的に送還するのは事実上の殺人行為」と述べた。
この女性は03年に北朝鮮を脱出し、6年間にわたり中国各地を転転とした後、09年夏に釜山(プサン)に定着したファンさん(43)。 12日に釜山金井区(クムジョング)庁に自分の月給130万ウォンを寄付したファンさんは「韓国に受け入れられて、このように定着して生活できるまで、多くの方々の支援があった。これまでの恩を返したかった」と語った。