「韓国行きを望まない脱北者多い」
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2012.03.12 14:13
脱北者の強制送還が国際的な問題になっている中、最近、家庭の不和や生活苦などによる人身売買型の脱北例が増えているという。
米自由アジア放送(RFA)が北朝鮮現地の消息筋から入手した情報によると、最近は特に韓国行きを目的としない住民の北朝鮮脱出が続いている。 咸境北道(ハムギョンブクド)の消息筋は「1月に会寧市で夫とけんかをした後に行方不明なっていた女性が数日前に税関で捕まった」とし「現在、夫と一緒に国家安全保衛部に拘束された状態」と伝えた。 また「この女性はいわゆる‘単独渡江’をした。最近、渡江費(豆満江を渡る費用)があまりにも高くて、国境警備隊を抱き込まずに単独渡江する例が増えている」と付け加えた。