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【噴水台】親の過保護が愛らしい子どもをだめにする

ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2012.03.11 12:58
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アメリカに住んでいるというある読者から電子メールを受け取った。先週書いた「友だちのような親も良いが、それより優先すべきは親らしい親ではないか」という記事を読んで共感したとし、韓国の子ども教育の問題点について送って下さった。

読者は、「子どもたちに暖かく接しながらも時には親らしく厳しい訓育を併行してこそ子どもも親を尊敬することになる。甘えん坊で人に配慮して尊重することを知らない子どもに育てれば、その子が大きくなってから非道徳的行為というブーメランになって戻りかねないという点を親が見過ごしてはいけない」とした。最近の韓国の教育の現実に対し心配が多いとしながら家庭教育や礼儀のような基本的な問題をメディアがたくさん扱ってくれたら良いという話もされた。

 
「殴り殺される覚悟で書いた韓国、韓国人批判」という本が話題になったことがある。10年余り前のことだ。韓国で26年間生活した日本人事業家の池原衛が決心して韓国人の問題点を叱責した本だ。「韓国と日本の格差は日が進むにつれ縮むどころかさらに広がっている」などの問題はいまとなっては同意しにくいが、子どもの教育の問題を痛烈に批判した部分は改めて見ても100%納得が行く。

彼は自身の幼い時期を回顧し、友人とけんかをして家へ帰れば母親は誰とけんかしたのか尋ね、いきなり自分をその家に連れて行ったと書いた。鼻血が出ようが、唇が切れようが関係なく無条件に相手とその親に謝罪させたという。そうしてから自分の傷を治療したという。韓国の親も子どもを連れて相手の家に訪ねて行くことまでは同じだが、謝罪をするよりも「子どもをどう育てたら人の家の大事な子どもをこんな風にできるのか」と語調を荒げ、子どものけんかがしばしば大人のけんかに広げているというのだ。

こういう親の下で育った子どもは自分の行動に対し責任を負わなければならないということを習うことができないため、たとえ自分が間違ったとしても後で親がかばってくれ、親はいつどこでも味方をしてくれると思い込みやすい。親の過剰な保護が子どもをだめにするのだ。

人に配慮し礼儀と公衆道徳を守ることは、捕まえて座らせて教えるからと一日でできるのではない。幼いころから家庭教育を通じて自然に身につくようにしなければならない。キリマンジャロのヒョウのように、お腹がすいて飢えて死んでもハイエナのように腐った肉を食べてはいけないと教えてこそ節制と恥を知ることになる。

校内暴力がますます深刻な問題として台頭している。下級生から金を奪い暴力を日常的に行い問題になった10代の学生たちが被害学生の親にまで暴力を振るって立件されるケースまで出てきた。政府があらゆる対策を出しているが、これといって根本的に解決できる問題でない。時間がかかっても家庭教育の基本に立ち帰るしかない。



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