南北の6カ国協議主席代表が米国のセミナーに出席
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2012.03.08 10:21
「あとでまた会いましょう」。
6日にニューヨークの空港に到着した北朝鮮の李容浩(イ・ヨンホ)外務次官は言葉を控えた。北朝鮮の核問題解決に向けた6カ国協議の北朝鮮側首席代表の彼は駆けつけた取材陣の質問攻勢にも口を硬く閉ざした。彼は翌日にニューヨークを訪れる6カ国協議韓国側首席代表の林聖男(イム・ソンナム)韓半島平和交渉本部長と会う計画があるかとの質問にも「ない」と短く答えた。彼はしかし6カ国協議に対しては「近く再開されることを期待する」として希望的な立場を明確にした。
李次官を含む5人の北朝鮮代表団は7~10日にニューヨークで相次いで開かれる民間団体主催の学術行事に参加するため米国を訪問した。李次官一行はまず7~9日に米シラキュース大学マックスウェル行政大学院と独フリードリヒ・エバート財団が共同主催する「北東アジアの平和と協力」という主題のセミナーに参加する。