「世界に韓服を着る楽しさを伝えたい!」…“韓服遊び”が話題に
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2012.03.06 17:13
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韓服の同好会「韓服遊び団」の団員が21日、ソウル新村(シンチョン)で韓服姿で携帯電話で記念撮影をしている。彼女たちは韓服の大衆化をアピールするためのプロモーションビデオを制作し、3月1日にユーチューブで公開した。
先月21日午後7時、ソウルの繁華街として知られる新村(シンチョン)の中心部に韓服を着た男女が登場した。通行人の視線はこの男女に注がれた。「あの人たちをちょっと見てよ」とこそこそ話をしながら笑う者がいる一方、スマートフォンを取り出して写真を撮る者もいた。しかし彼ら“韓服男女”は、全く意に介さず横断歩道を渡っていった。すると向かい側で、彼らに向かって嬉しそうに手を振る他の男女5人がいた。彼らも同じような韓服姿だった。この男女の集団は、韓服の着用を勧めるキャンペーンを行う「韓服遊び団」だった。
最近、「太陽を抱いた月」「仁粹大妃」などの時代劇ドラマが人気を呼び、韓服を好んで着る若者世代が登場している。「韓服遊び団」はドラマ「王女の男」が放映中の昨年8に結成された。団長のパク・ソンヨンさん(25、女性、大学生)は「幼い頃から韓服が美しいと思っていたが、実生活で着ている人はあまりいなかった」とし「韓服が好きな者同士が集まり、韓服の美しさを広めたくてこの集まりを結成した」と語る。