韓流アイドルの曲は意味不明の歌詞ばかり…「ひどすぎる!」(1)
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2012.03.05 10:03
以前の韓国歌謡には人生が込められていた。パティ・キム、チョ・ヨンピル、シム・スボンの歌まであえて遡らなくても、1990年代までも歌謡曲の歌詞にはひとつのストーリーがあった。チャジャンミョン(ジャージャーめん)を契機に母親に対する愛を歌ったG.O.Dの「お母さんへ」、人生の主人公は自身であることを叫ぶイム・サンアの「ミュージカル」などなど。
最近の歌謡界ではこうした意味深い情緒は期待しにくい。意味もわからない擬声語がリフレーンだけでなく歌全般で繰り返される。ハングル歌詞の間に英語を無理に挟んで入れたり、卑俗語を使ったりもする。若い世代の感覚に訴える「Fad」(一時的な流行)へ回すにはその程度が激しいという指摘が出ている。