独島の地価が10億7400万ウォン…1年間に19%上昇
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2012.03.02 08:43
独島(トクト、日本名・竹島)の標準地公示地価が前年比19%も上昇した。1日、慶尚北道(キョンサンプクド)によると、独島警備隊と船着場がある独島・東島(トンド)の標準地公示地価は1平方メートル当たり19万2000ウォン(約1万4000円)で、昨年の16万5000ウォン(約1万2000円)と比べると16.4%上昇した。また、林野の西島(ソド)の公示地価は1平方メートルにつき560ウォン(約40円)で、昨年の470ウォン(約34円)と比べると19.1上昇した。これは全国平均標準地公示地価の上昇率3.14%や、独島を含む鬱陵郡(ウルルングン)全体の上昇率5.19%に比べると著しく高い数値だ。
標準地公示地価は、国土海洋部の主管で韓国鑑定院と鑑定評価法人が実地調査などを経て算定している。101筆地18万7554平方メートルの独島は、昨年の全体公示地価が10億7400万ウォン(約7800万円)で、今年の個別公示地価は5月に発表される。独島は全体が天然保護区域に指定されているうえ、私有地がなく売買することはできない。