韓国は上がるのに…日本ガソリン価格が下がる理由は
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2012.03.01 10:32
オイル価格がまた物価対策の筆頭に浮上した。李明博(イ・ミョンバク)大統領は先月28日、オイル価格の上昇について「政府が傍観しているような印象を受ける」と述べた。李大統領は日本を例に挙げながら関連部処を叱責した。
日本のオイル価格がどう動いているのか。韓国ではガソリン価格が上がっているが、今年に入って日本のガソリン価格はむしろ下がっている。昨年1リットル当たり145.8円だった日本のガソリン平均小売り価格は、今年2月第4週には143.5円に下がった。同じ期間、韓国は1リットル当たり1929ウォンから1990ウォンに上がった。
同じ中東産原油を主に輸入する両国のオイル価格が違う方向に動くのは競争のためだ。韓国は製油4社が市場の98%を占めている。日本は製油8社と大手卸売り4社がガソリンスタンドに供給している。多国籍石油会社エクソンモービルも活発に営業中だ。価格競争が激しくなるしかない構造だ。