中国、脱北者強制送還反対の韓国議員にビザ発給拒否
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2012.02.28 08:19
脱北者強制送還に反対しながら中国大使館の前で1週間前から断食闘争をしている朴宣映(パク・ソンヨン)自由先進党議員に対し、中国政府が中国訪問ビザの発給を拒否した。このため27日から2泊3日の日程で中国を訪問する予定だった朴議員は出国できなくなった。
朴議員は北京の韓国大使館で脱北者問題に関する業務報告を受けるため、秘書官ら2人とともに13日、中国大使館にビザを申請していた。中国は過去にも韓国と敏感な懸案が浮上した際、韓国の国会議員に対するビザ発給を何度か拒否している。しかし担当常任委(外交通商統一委員会)の国会議員が在外公館の業務報告を受けるために申請したビザを拒否したのは今回が初めて。