「日本より安い」…ロシアの豪華ヨットが釜山で越冬
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2012.02.27 17:08
釜山(プサン)水営湾(スヨンワン)のヨットハーバーで越冬するロシアの豪華ヨットが増えている。停泊中の293艘のうち約1割の30艘ほどがロシアのヨットだ。 すべて20メートルほどになる大洋航海用だ。 主にウラジオストクなどロシア沿海州の港に船籍を置くもので、昨年9、10月に来て、5、6月ごろ離れる。
冬の間、沿海州近海は人が海の上を歩けるほど海水が凍る。 その港に数億ウォンの豪華ヨットを置いておけば、船体が歪んだり、航海装備が損傷したりする。
ロシアのヨットが水営湾を訪れる理由は、安い停泊費と便利な交通のためだ。 水営湾では長さ9メートル以上の大型ヨットの停泊費はすべて月37万ウォン(約2万6000円)。 日本・台湾ではヨットが長いほど料金が高くなる。 また停泊中に使用する電気・水道料は水営湾では無料だが、他の国は使用量に基づいて徴収される。