「ユニクロに追いつけ」…韓国ファッション業界が雪辱戦へ
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2012.02.22 16:54
韓国国内のファッション企業が「ファストファッション」市場に次々と参入している。 イーランドグループのSPAO、MIXXO、LGファッションのTNGTに続き、第一毛織も23日、SPA(製造直売型衣類専門店)ブランド「8seconds」を出した。 「速い流行」はZARAとMANGOに、「価格」はユニクロに抜かれた韓国企業が雪辱戦に乗り出しているのだ。 「安くて速く」だけでなく、出勤用・個性派・節約用など独自のコンセプトを前面に出している。
第一毛織は21日、ソウル江南区新沙洞(カンナムグ・シンサドン)街路樹通りの「8seconds」1号店で記者懇談会を開き、ブランドを発表した。 20、30歳代をターゲットに「ZARAより安く、ユニクロよりトレンディーに」を強調した。 店内にはポップアート作品を展示し、新進デザイナーとのコラボ製品を出すなど「ファッションと芸術の遭遇」を追求しているのが特徴だ。 価格は女性ブラウスが1万9900-6万9000ウォン、男性ジャケットは7万9900-19万9000ウォン、パンツは2万9900-7万9900ウォン。
今年中に韓国国内に10店舗をオープンし、売上高600億ウォン(約42億円)、2015年には中国に進出し、国内外の売上高4000億ウォン台のグローバルSPAブランドに成長するという目標だ。 第一毛織の金進勉(キム・ジンミョン)専務は「ZARAやユニクロよりもスタートが遅れただけに、第一毛織全社の力を注ぎ込む。 李ソ顕(イ・ソヒョン)副社長も8secondsをサポートしている」と明らかにした。