結婚ブローカー、不法滞在者の新生児を国籍偽装させ不当利益=韓国
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2012.02.15 10:20
ベトナム女性を相手に偽装結婚をあっせんしたイ氏は2010年4月、韓国に不法滞在中だった20代半ばのベトナム女性Aさんに接近した。彼はベトナム男性と結婚して妊娠中のAさんに、「不法滞在者の身分で子どもを育てるのは不可能だ。子どもに韓国籍を与えれば後で保険適用もされ教育と就職に有利だ」と話した。国籍取得に600万ウォン(約41万円)がかかるといった。翌月に出産したAさんはイ氏を通じてソ氏夫婦を子どもの両親と偽装して2人の出生保証人を立てて子どもを韓国人として申告した。
ソウル地方警察庁国際犯罪捜査隊は14日、公電磁記録などの不実記載などの容疑でイ氏ら3人を不拘束立件したと明らかにした。また、新生児の違法な国籍取得を助けた容疑で産婦人科院長と両親として名義を貸したソ氏ら25人も不拘束立件した。