韓米FTA、韓国総選挙で最大の争点に
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2012.02.14 10:22
与党セヌリ党の朴槿恵(パク・クンヘ)非常対策委員長が、「執権後に韓米自由貿易協定(FTA)破棄」を宣言した野党に対し、「必ず責任を問わなければならない」と話した。また「与党だった時は国益のために韓米FTAを推進するといっておきながら野党になったら正反対の主張をし、今度は選挙で勝てばFTAを破棄するという人たちに国を任せることはできない」とも述べた。13日に非常対策委員会全体会議と全国委員会に相次いで参加した席でのこと。野党が韓米FTAを野党陣営結集の名分と同時に総選挙の争点として浮上させたことに朴委員長が真っ向から対立したものだ。
党刷新に注力してきた朴委員長がこの日1日だけで2度にわたり野党を攻撃したのは異例だ。これで韓米FTAは与野党ともに退くことはできない総選挙の争点に浮び上がった。