「韓国人の英語の実力に疑問」…驚愕の試験問題流出手口が捜査で明らかに
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2012.02.07 14:53
韓国内の語学教育分野で有名なハッカーズグループの研究員A(35、女)は08年、1カ月に一回ずつTEPS(ソウル大学言語研究院が開発した英語試験)を受けるよう指示された。 試験場に行って試験を受けた後、問題をそのまま復元しろということだった。 Aを含む同僚研究員およそ20人に読解を、マーケティングチームの職員にはリスニングを担当させた。 組織的に分業したのだ。
ハッカーズの研究員らは試験場で各自が担当した部分の問題を暗記した後、試験が終わった直後、付近のインターネットカフェに向かった。 問題と回答を作成し、試験総括責任者にファイルを電送した。 マーケティングチーム職員は超小型録音機を使って試験場でリスニング問題を録音した後、録音ファイルを試験総括責任者に送った。 送られてきた試験問題と回答は外国人研究員の検討を経て、語学院の掲示板に掲載された。 こうした過程は3時間で行われた。
ソウル中央地検先端犯罪捜査1部は6日、試験問題を組織的に流出した後、語学院の掲示板に載せて講義・教材資料として使用した疑い(著作権法違反など)で、ハッカーズ教育グループのチョ・ドンイン会長(53)と本部長の2人を在宅起訴し、職員4人を略式起訴した。 ハッカーズ語学院、ハッカー語学研究所の両法人は略式起訴された。