【社説】北朝鮮政策共有の可能性見せた「韓半島フォーラム」
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2012.02.05 11:14
対北朝鮮政策をめぐる韓国社会の葛藤は昨日今日のことでない。むしろ時間が経つほどその程度が激しくなるようで懸念される。哨戒艦爆沈と関連した保守・進歩陣営の溝は「氷炭相容れず」の局面だ。特に4月の総選挙や12月の大統領選挙で与野党が交替するならば李明博(イ・ミョンバク)政権の対北朝鮮政策は完全に否定されるという見方も出ており一層そうだ。
1987年以後3度の保守政権と2度の進歩政権を経る間、韓国社会は対北朝鮮政策に対する共通分母をひとつでも見つけるどころか、葛藤を拡大・深化させてきた。これでは一糸不乱な北朝鮮を相手に国益に合った政策を推進するのは不可能だ。現在のところはそれほど危険な水準ではなくても、今後「分離体制の終息」「南北連合推進」「北核の事実上の容認」などの動きが具体化されるならば回復不能の状況がくる可能性もある。