“出勤混乱”招いた韓国地下鉄の故障、不良バッテリー使用
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2012.02.04 10:37
2日朝にソウル駅で突然停止し、55年ぶりの厳寒のなか出勤時間に大混乱を招いたKORAIL(韓国鉄道公社)所属の地下鉄1号線の列車は、不良バッテリーを使用していたことが確認された。また、故障車両を移す過程で発生した脱線事故も後ろから押す車両の機関士(KORAIL所属)の過失である可能性が高いという分析が出てきた。今回の事故が結局、「人災」と判明する確率が高まったということだ。
国土海洋部航空鉄道事故調査委員会は3日、事故車両のバッテリー性能をテストした。充電後、電圧が84ボルトを維持してこそ正常だが、故障当時の電圧は40ボルトだった。この日のテストでも電圧は65ボルト以上に上がらなかった。使用可能な最低線の70ボルトを大きく下回った。