厳寒ソウルを襲った“地下鉄大乱”…故障・脱線で市民の足に影響
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2012.02.03 08:40
最低気温が氷点下17.1度、体感温度は氷点下23度。1957年以来55年ぶりの厳寒(2月基準)がソウルを襲った2日朝の出勤時間、首都圏の‘市民の足’である地下鉄1号線の列車が故障のためソウル駅で停止した。故障車両を車両基地に移す過程で脱線事故までが発生し、1号線の上り線は正午ごろまで4時間半にわたり運行が全面中断した。下り線も一部運行に支障が生じた。寒波のため列車に動力を伝えるバッテリーの電圧が落ちたのが原因の一つと推定されるだけで、まだ明確でない。国土海洋部航空鉄道調査委員会は正確な事故原因を調査中だ。
後に続いた脱線事故は、KORAIL(韓国鉄道公社)側が後続車両を故障車両の後方に連結し、イムン車両基地まで押して移動させる過程で発生した。鍾路(チョンノ)3-5街駅の間で故障車両のブレーキ装置が異常作動し、後続車が押す力で前の列車の車輪が浮いて脱線した。