3つの「破壊」が韓国の輸入車10万台時代を開いた(2)
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2012.01.19 17:13
◇小さな車でも=20、30歳代が主要顧客層に浮上しただけに、よく売れる車の大きさも変わった。 かつて輸入車が成功と富の象徴と見なされた時代には、ほとんどが黒の大型車だった。 しかし昨年売れた輸入車を見ると、2000cc以下が4万4334台(42.2%)で最も多く、2000-3000ccが3万4291台(32.6%)で後に続いた。 2010年は2000cc以下が32.4%、2000-3000ccが40.8%だったが、1年間で2000cc以下の比率が大きく増えた。 業界は「車の価格や燃費など維持費を考慮した選択」とみている。 昨年売れた輸入車の35%がディーゼル車という点もこれを後押ししている。
ユン・デソン韓国輸入自動車協会専務は「家はなくてもいい車は欲しいという熱望を持った若い消費者の登場が、輸入車の大衆化の最も大きな原因」とし「こういう若い消費者が全国各地にいて、自分が購入できる輸入車を選ぼうとすると、排気量が小さい車に人気が集まる」と分析した。