石原都知事に“一発”食らわせた芥川賞受賞者
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2012.01.19 16:35
「バカみたいな作品ばかり」(審査委員)、「断るのが礼儀だが、私は礼儀を知らないのでもらうことにした」(受賞者)日本最高の文学賞である芥川受賞作をめぐり審査委員と受賞者ので舌戦が繰り広げられる珍しい風景があった。
8人で構成された審査委員は17日晩の激論の末、受賞作に田中慎弥氏(39)の『共喰い』と円城塔氏(39)の『道化師の蝶』を選定した。議論の過程で1956年に23歳の年齢で『太陽の季節』で同賞を受賞した石原慎太郎東京都知事(79)が異義を提起した。 「(賞に値する)作品がない」ということだ。 結局、投票の結果、過半の賛成で受賞作が決まった。