春節を控えて韓国デパート業界が中国人観光客誘致競争
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2012.01.16 15:29
「2012年 龍年祝福 歓迎恵顧」。ロッテ百貨店が中国の春節連休(22-28日)を控え、現地の人民日報に17日、20日の2度にわたり掲載する広告の内容だ。 「新年はより信頼できるロッテ百貨店にどうぞ」という意味だ。 韓国国内のデパートが人民日報に広告を載せるのは今回のが初めてとなる。 ロッテ百貨店のマーケティング部門長は「中国人観光客の売上高は毎年200%ずつ増え、昨年は612億ウォン(約41億円)にのぼった」とし「今年は年初から中国人観光客をつかむために大々的なマーケティングを展開する」と述べた。
デパート業界が中華圏の春節(旧正月)を控え、中国はもちろん、香港・マレーシアなど中華圏の観光客を呼び込む。 中国人ショッピング客を積極的に誘致し、内需不振をばん回するという戦略だ。