日本企業が苦戦する中、サムスン「4脚ポートフォリオ」の力(1)
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2012.01.09 17:19
サムスン電子が「スマートフォンショック」を完全に乗り越えて史上最大の業績を挙げた。
サムスン電子は、昨年の第4四半期の売り上げ額が47兆ウォン(約3兆1300億円)、営業利益が5兆2000億ウォン(約3470億円)であることが暫定集計されたと6日発表した。分期の売り上げと営業利益がともに史上最大だった。このため、昨年1年間の総売上額は164兆7000億ウォン、営業利益は16兆1500億ウォンと暫定集計された。年間売上額も史上最大規模で、営業利得は2010年に引き続き2番目に多かった。2010年に続き、昨年も「売り上げ150兆ウォン-営業利得15兆ウォン」を果たしたと言える。2009年「100兆ウォン-10兆ウォン」クラブに初めて入ったあと、超高速成長だ。2007年6月、アップルのiPhone発売開始とともにぶつかったスマートフォンショックを、特有の集中力と充実した技術力で完全に乗り越えた。サムスン電子の役員は、iPhoneが初めて韓国で発売された2009年11月を忘れることができない。氷点下にも関わらず、徹夜で並んで製品の発売開始イベントを待つマニアたち、市販1週間で10万台の販売突破を記録。