核爆弾になる韓国版コンシューマー・リポート…業界が緊張(1)
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2012.01.05 15:49
#1.最近、現代(ヒョンデ)百貨店アウトドア売り場で‘異変’があった。 12月に入って前年同期比40%以上増えていた「コーロンスポーツ」の売り上げが、先月中旬から突然減少して前年以下になった。 原因は消費者市民会による登山服品質調査結果の発表だった。 公正取引委員会(公取委)が支援したこの調査で「コーロンアクティブジャケットから基準値を超える発がん物質が出てきた」と明らかにすると、同社ブランドのコーロンスポーツまでが打撃を受けたのだ。 デパート関係者は「会社側が2つのブランドは全く違うものという点を大々的に知らせてから売り上げがある程度回復したが、公取委の調査の威力がどれほど大きいかを実感した」と話した。
#2.機能性靴を販売しているあるスポーツブランドの広報担当役員は最近、戦々恐々としている。 公取委がある消費者団体と提携し、今月中に機能性靴の効能を調べた結果を発表するという噂のためだ。 同社もすでに公取委の要請で自社効能検査の結果を提出している。 しかし「発表がどんな方向で行われるのか不安」ということだ。 この役員は「米国でも連邦取引委員会(FTC)がリーボックのボディースタイル補正用靴に対して誇大広告判定を出した後、機能性靴市場が低迷した」とし「発表がどのように出るとしても、市場への衝撃は大きいはず」と語った。