ソウルが氷点下13.8度? 「体感温度」を体感できない理由
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2012.01.03 14:49
2日午前7時30分、ソウル鍾路(チョンノ)。 冷たい風のため体感温度が落ちるという天気予報のためか、通勤する人たちは厚着していた。 同じ時間、気象観測所があるソウル松月洞(ソンウォルドン)の気温は氷点下8度、風速(1分平均)は3.6メートル/秒、体感温度は氷点下13.8度。 体感温度だけを見ると、韓国の最北端の都市である鉄原(チョルウォン)・ムンサン(鉄原=氷点下14度、ムンサン=氷点下13.8度)と変わらない。
鍾路を歩く男性はスーツに膝までくるコートを、女性は厚いパッティングジャンバーを着ていた。 しかしマフラーをぐるぐる巻いたり分厚い防寒ジャンバーを着ている人は少なかった。 会社員のナム・ドンギュンさん(27)は「天気予報で聞いたほど寒くはない。 普段と同じ服装だが、問題はない」と語った。
体感温度の氷点下13.8度を実際に体感している人はほとんどいなかった。 気象庁の関係者は「地表面より風が強い地上10メートルの高さで風速を測定するため、実際の体感温度は予報とは違って感じるかもしれない」と説明した。