中国国防省、中国軍の北朝鮮駐屯を公式否認
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2011.12.30 10:48
北朝鮮の金正日(キム・ジョンイル)総書記の死去後、中国が北朝鮮に軍隊を進駐させたという一部の報道について、中国国防省が公式否認した。
中国国防省の楊宇軍報道官は28日に行った月例記者会見で、中国軍隊の北朝鮮進駐説について「そのような報道は完全に事実無根」と述べた。中国インターネットでは最近、金総書記の死去後、中国瀋陽軍区所属の軍人15万人が北朝鮮に潜入したという噂が広まった。一部メディアはこれを確認せず報道した。
中国のこういう動きは、周辺国を安心させ、北朝鮮を刺激しないためのものと分析される。今年1月にも韓国のあるメディアが「咸鏡北道羅先(ハムギョンブクド・ラソン)に中国軍が駐留している」と報道したが、中国国防省と外務省は「完全に不可能なこと」と一蹴した。