【社説】金正日後の韓中戦略的疎通の方向
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2011.12.28 11:13
韓国と中国がきのうソウルで第4次外交次官級戦略対話を開催した。金正日(キム・ジョンイル)総書記の死去後、両国政府の高官級が額を突き合わせ韓半島情勢と両国間の懸案全般について対話をしたのは初めてだ。毎年1回開かれる戦略対話の一環ではあるが、金総書記の告別式を翌日に控えた微妙な時期に韓国と中国の高官がポスト金正日時代の韓半島情勢について意見を交わしたということ自体で意味は小さくないだろう。
会談で双方は韓半島の平和と安定維持が最も重要だということで認識をともにし、ソウルと北京間の戦略的疎通を強化するよう合意した。2012年に韓中修交20周年を迎え両国関係がより成熟し模範的な関係へ一段階跳躍できるようあらゆる分野で戦略的疎通を強化していくことにしたということだ。必要な時にいつでも緊密に疎通するということに全く溝はなかったというのが外交通商部側の説明だ。