日本大地震に欧州財政危機の衝撃…証券会社の株価予測も外れる
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2011.12.28 10:01
今年、証券会社の株価予測は外れることが多かった。金融情報会社エフエヌガイドなどによると、昨年末に主要証券会社が出した今年のKOSPI(韓国総合株価指数)予想指数は平均1840-2400だった。KOSPI指数が高ければ2700まで上がると発表した証券会社があるほど、株価上昇を予想する雰囲気が一般的だった。1800を下回る可能性に言及した会社はほとんどなかった。
しかし今年のKOSPI指数は1650-2220で動いた。証券会社の予想値と実際の上・下限範囲に180-190ポイントほどの差が生じた。有望業種の予想も外れた。昨年末は情報技術(IT)業種と金融・銀行株の値上がりを予想する証券会社が多かった。韓国企業の営業利益が大きく膨らみ、世界的にあふれる流動性の影響を受けるという予想だった。しかし今年、金融・銀行・電機電子業種はそれぞれ-25.6%、-30.4%、-3.4%の収益率となった。今年、最も大きく値上がりした自動車業種を推薦した証券会社は、未来アセット、IBK、ハナ大韓投資、韓国投資証券などに限られた。