日本、武器輸出3原則を緩和
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2011.12.28 09:26
日本政府が27日、武器輸出を原則的に禁止する「武器輸出3原則」を大幅に緩和すると公式発表した。藤村修官房長官はこの日の談話で、「最新の防衛技術を獲得し、わが国の防衛産業の生産・技術基盤を維持・高度化するとともにコストの削減を図るべきだ」と述べた。
日本政府の新しい基準によると、米国など他の友好国と共同で戦闘機などを開発および生産できるようになり、人道的目的の場合、防弾チョッキなど装備・備品の輸出も可能になる。
日本は1967年▽共産国▽国連決議で武器輸出が禁止されている国▽国際紛争当事国またはその恐れがある国への武器輸出を禁止するという「3原則」を発表した。続いて76年には「すべての地域および国に武器輸出を‘慎む’」という談話を発表し、事実上、全面的に武器輸出を禁止した。ただ、国会の決議や法制化されたものではなく、「政府の見解」だっただけに、強制性があるわけではなかった。