今年の経済成長見通し大ハズレ…「内需が足を引っ張った」=韓国
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2011.12.28 08:33
昨年末に発表された今年の経済成長見通しはいずれも見当違いなものとなった。企画財政部と韓国銀行が今月に入り出した今年の韓国実質国内総生産(GDP)予想増加率は3.8%だ。1年がほとんど過ぎていることから、今回はほぼ正確なものとみれば良い。この数値を両機関の昨年末の見通しと比較するとため息が出てくる。企画財政部は5%前後、韓国銀行は4.5%と予測した。
もちろん政府と韓国銀行だけがはずれたのではない。国際通貨基金(IMF)と経済協力開発機構(OECD)はそれぞれ4.5%と4.3%を予想した。韓国の民間研究所と海外投資銀行もほとんどが4%台と予想した。サムスン経済研究所が唯一3.8%を正確に当てたが、今年第1四半期に世界経済がやや改善する兆しを見せると4月に入り4.3%に引き上げたためやや色あせた。